こんにちは。
パーソナルスタイリストの金子マサオです。
本日は、「ファッションの目的」についてのお話です。
ファッションはよく自己満足だと言われる方、思われている方も
多いと思います。
結論から言うと、そうでもあるし、また違う面もあると言えます。
感覚としてファッションが「自己満足」であるというのはわかるでしょう。
若い頃には、ファッションで主張したり、それが個性だと思っている
時期もあったのではないでしょうか。
目立つということがファッションの第一の目的であるかのように。
それが個性的であると思っていた。
でも、社会生活をしているとファッションで個性を出すことが難しく
なってきます。
まずは就活。業界にもよりますが、ファッションで目立つのは逆に
マイナスに働いてしまいます。
営業職。奇を衒ったファションよりも誠実さがにじみ出るファッションの
方が営業しやすいし、営業として成功できます。
また、経営者ともなると、会社の顔としてその人自身が見られる立場になります。
商品やサービスは人を介して動くので、その「人」のイメージは大切なはずなのです。
だぼだぼのスーツを着ている社長さんとパリッとしたスーツを着ている社長さん。
どちらの方から商品を購入したり、サービスを受けたいと思うか。
どちらの方に仕事発注したいと思うか。
答えは歴然としています。
以上のことからも「ファッション」が自己満足だけのものではなく、
ビジネス戦略上必要不可欠なものでもあるということがわかります。
「ファッションの目的」には2種類あって、「自己満足」を充たすものと
「他人からの評価」というものがあるのです。
この「他人からの評価」がビジネスに結びつく可能性もあり、
ビジネスマンや経営者はファッションをよりいっそう意識した方がいいのです。
このことは男性より女性の方が理解しているようです。
自分のイメージを保つためにも努力している女性は結構います。
男性も女性のこのような向上心を少しは見習って「装い」を考えてみましょう。
ビジネスでの成功を手に入れられるかもしれませんよ。